地盤を補強する
Ground Reinforcement
Σ-i工法(拡底翼付鋼管)
建築技術性能証明取得工法 GBRC性能証明 第10-13号
Σ-i工法は、確実な支持力と高い貫入推進力で、杭状地盤補強の全ての要素の集大成です。
工法概要
住宅などの小規模建物の地盤補強対策として、鋼管杭によるさまざまな工法が開発されています。Σ-iは先端に4枚の掘削刃とスパイラル状の翼部が取り付けられた杭を地盤中に回転しながら貫入させる工法です。Σ-iは、高い杭性能を確保しながら施工の信頼性・安全性に加え環境や近隣への配慮など地盤の補強に必要なあらゆる要素を集大成した工法です。
工法仕様
先端翼寸法と鋼管軸径
先端翼径 Dw(㎜) |
先端翼軸径 D1(㎜) |
鋼管軸径 Dp(㎜) |
最大深度 L(m) |
---|---|---|---|
270 | 89.1 | 89.1 | 11.5 |
300 | 101.6 | 101.6 | 13.2 |
114.3 | 114.3 | 14.8 | |
350 | 114.3 | 89.1※ | 11.5 |
101.6※ | 13.2 | ||
114.3 | 14.8 | ||
139.8 | 139.8 | 18.1 | |
400 | 139.8 | 139.8 | 18.1 |
165.2 | 165.2 | 21.4 |
※テーパ型先端翼
杭の形状
高品質
- 砂質土、礫質土、粘性土地盤などあらゆる地盤に対応可能
- 独自開発の4枚の掘削刃と一体成型のスパイラル翼による高い貫入性
- 施工中の振動、騒音が少なく、施工による残土は発生しません
施工手順
杭の立て込み
杭を吊り込んで回転駆動治具に装着し、下部を振れ止め装置で固定し、施工機械を杭芯にセットする。
杭の回転貫入埋設
杭の鉛直性を確認後、回転させながら貫入させる。
杭の接続
下杭を貫入後、溶接または機械式継手により上杭を接続し、更に貫入を続ける。
埋設完了
支持層への根入れ深さが確保されていることをトルク値などにより確認して、埋設を完了する。